レノンも影響「救いの白隠禅師」を顧みる現代、もネット情報は少

  • 2017.04.27 Thursday
  • 08:57

JUGEMテーマ:仏教

 

 

 レノンも影響「救いの白隠禅師」を顧みる現代、もネット情報は少

   〜まさに巷の騒動のような学芸員並の仏教界の布教不況、エリートの階層で文化と仏教衰退

 

                            お寺業界も変わりだす、新たな取組の悩み相談
                              http://kitanosumibit.jugem.jp/?eid=322
                            分裂の宗教、キリスト教は新宗教で歴代も進化せず曰有り
                              http://kitanosumibit.jugem.jp/?eid=498
                            西アジア発祥の宗教に疑念、頭角を現せない倭の仏教
                              http://kitanosumibit.jugem.jp/?eid=394
                            酒は中世の経済を支えたが、歴史を翻弄させた日本酒づくり
                              http://kitanosumibit.jugem.jp/?eid=270

 


先日、静岡県の沼津市で臨済宗中興の祖「白隠慧鶴(白隠禅師)」の坐像が市文化財に指定されたと記事があった。


 「イマジン」にも影響の名僧、坐像が市文化財に 2017年04月17日 読売新聞
    http://www.yomiuri.co.jp/culture/20170416-OYT1T50109.html  もう記事無-キャッシュで
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170416-118-OYT1T50109/list_%2523IMPTNT
    〜沼津にある、江戸時代の名僧・白隠慧鶴の坐像  
     「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山に原の白隠」とまで謳われた


自身も禅宗一派の曹洞宗系であるが、東北を中心に普及し北も曹洞宗が多い。上記の禅宗一派の臨済宗は、多難な鎌倉仏教で東国いわゆる鎌倉を中心に普及した禅宗である。


徳川家康公が、駿河・遠江国の守護(戦国)大名今川氏の人質に取られて、教育を受けたのも臨済宗の臨済寺であった。当時の臨済寺の住職「太原雪斎」は、僧侶でありながら学問に秀でて、戦国大名・今川氏の軍師として政治・軍事・外交に手腕を発揮したらしい。ただ、東国も江戸時代になるとお寺も布教活動が疎かになり臨済宗も衰退気味。地域に根差した「白隠禅師」が、修行で見出した教えを布教に活かし臨済宗を復興させたと言う。


 ・禅宗とは−南インド出身でシナにわたった達磨が祖
   鎌倉時代以後、五山文学や水墨画のように禅僧による文化芸術活動が盛んに行われる
 ・
中国の禅宗は隠遁的・独善的であるのに対し、日本の禅宗は宥和的・慈悲的なものらしい
 ・白隠慧鶴 1686年 - 1769年
   >>沼津に帰って布教を続け、曹洞宗・黄檗宗と比較して衰退していた臨済宗を復興させ
   >>、「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山に原の白隠」とまで謳われた

 

 

 

鎌倉幕府前後から、朝廷の学問所的な「旧仏教」(南都六宗、天台宗および真言宗)側は、お高く留まり、続々と枝分かれするカルトのように宗派が出来ることとなる。だから、禅宗も活動域は京や奈良を避けて活動したようだ。


もともとは、学問も付随していた系もあり「修行」を基本としていた宗派も、鎌倉仏教のカルトは、「悟り(修行)」の仏教ではなく、布教で「救い」の仏教として普及していく。なかには、浄土宗のように阿弥陀如来のみに帰依する一神教的な信仰を受け入れたとある。全体的に鎌倉仏教は、修行でなく「念仏」を唱えれば、死後は平等に往生できるという専修念仏の教えを説いた傾向だ。


まあ、修行を重んじる「旧仏教」からは、虐げられることとなる。ただ、当時政権寄りの階級が主体だった仏教は、鎌倉仏教で宗派「専修念仏」から、下級武士や農民の庶民にまで大普及したわけである。

 

 


そうしたなか、「他力」を追及する諸派と違い「禅宗」は座禅で「自己」を問うものだ。だから、「仏(神)」に依存しない為普及しない傾向だが、鎌倉幕府の擁護で徐々に普及していった。室町時代には、長崎などでシナ系の臨済寺が出来、シナの僧侶もいたそうである。


(此処で注意したいのは経典はあるが、「自己」を問う面、教えが独自に進む傾向もある。
  まさに朝鮮のナヌムの家を維持する反日の禅系「曹渓宗」 などがその例である。
  また更に、現在の宗派も解釈が偏向する恐れや暴走もあるのだ。オウム真理教のように )


ただ、頼るものが自分であり、住職次第の宗派と言える禅宗。戦国の大名・下級武士階級には、思想の頼りとなった反面、平安になった江戸時代には、檀家制度や世襲で出世主義が横行し戸籍制度改革などで更に布教が疎かになり衰退したようだ。ただ、昔の曹洞宗は他派の騒々しさと違い、 世俗に交わらずに厳しい修行をおこない、政治権力に接近しないことを説くらしい。


  宗門改革を叫んだ傑僧「徳峰 即現」寛文元1661−延享4年1747
    http://www.shonai-nippo.co.jp/square/feature/exploit/exp158.html
    郷土の先人・先覚  −荘内日報社

 

   >>天下の名師を訪ねて諸国を遍歴。その中には宗門改革の大立物卍山(まんざん)道白
   >>、不生祥をとなえた臨済宗の日本的傑僧・槃珪永琢(ばんけいようたく)がいる。

 

   >>当時は伽藍(からん=寺)相続といって、師匠ではなく、住職となった寺院の系統を継ぐ
   >> というようになっていた。そのため法が乱れ、宗門も僧は正法相続よりも
   >>、良い寺に入ろうという出世主義に陥り
   >>、このままでは道元禅師が中国から伝えた正法の仏法が滅びかねない状態にあった。

 

道白らの運動は寺社奉行を動かし、永平寺法度・總持寺法度の制定によって達成された

 

 


まあ、上記の記事でも、江戸時代に白隠禅師のような高名な僧侶が出て、救いを求める信者や農民が増加したのは貴重な日本の遺産でもある。まあ、ジョン・レノンを心酔させ「イマジン」にも影響したと言うのは理解も出来る。


でも、仏教は難しいものだ。法話を効かないと解らないと言うのも多忙な時代に即さない。ネットを見ても、坊主自慢に偏る法話やありきたりの解説が多すぎるのだ。「白隠禅師」の説話や経典を活かした法話など、少ない気もする。まさに、めんどくさい宗教にしてしまった最近の仏教だ。檀家も減るのは仕方が無い。


でも、これって最近話題の「学芸員」とも重なるような感じだ。修行した「僧侶」や大学を出た「学芸員」が、特別で大変なんだと言わんばかり。「白隠禅師」の本質や説話などのネット掲示も少ない。沼津市も掲載が少ないレベルなのだ。これじゃ、本も売れないのは当然かな。


日本の文化や偉人の伝説を衰退させるエリートの階層だね。歴史上の仏教衰退も理解できよう。

住職や僧侶も学芸員も、駅前に出てチラシでも配れと・・

 

  白隠禅師/沼津市
    http://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/profile/hito/bungaku/hakuin.htm


 「 白隠禅師坐禅和讃翻訳 」
    http://koufukuji.yokohama/scripture/12
    臨済宗 洪福寺 −横浜で七百年続く、歴史あるお寺

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 「イマジン」にも影響の名僧、坐像が市文化財に 2017年04月17日 読売新聞
    http://www.yomiuri.co.jp/culture/20170416-OYT1T50109.html

 

静岡県沼津市教育委員会は、江戸時代の名僧・白隠慧鶴はくいんえかくの実像とされる松蔭寺(沼津市原)所蔵の「木造白隠禅師坐像」を市文化財に指定した。

没後約250年にあたり、市教委は「座像の存在を広くPRする好機」としている。

白隠は1685年、同市原の生まれ。達磨だるま図などを通じて禅を広め、「禅中興の祖」と言われた。同寺の住職を長く務め、「駿河には過ぎたるものが二つあり 富士のお山に 原の白隠」とたたえられ、1768年に没した。

ビートルズのジョン・レノンは教えに感銘を受け、自室には白隠の画を飾った。ヒット曲「イマジン」にも、白隠の教えが影響したと言われる。そんな白隠の業績を知ろうと、市内では2015年以降、没後250年にちなむ行事が続いている。

座像は高さ104センチ。地元旧家の古記録では、京都で制作され、没年の翌年、同寺に届いた。複数残る肖像画と面相が酷似しており、白隠と推定できる。

白隠の書画は県と同市はじめ、全国各地で数多く文化財に指定されているが、“本人”が木像で指定されるのは初めてという。

2017年04月17日 07時20分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

スポンサーサイト

  • 2019.09.18 Wednesday
  • 08:57
  • 0
    • -
    • -
    • -
    コメント
    コメントする








        

    PR

    calendar

    S M T W T F S
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930     
    << September 2019 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recommend

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM