大阪北部地震と阪神・淡路大震災の前兆地震をパズルのように探したら・・あった
- 2020.02.05 Wednesday
- 15:55
JUGEMテーマ:地震・宏観異常・危惧・経過
大阪北部地震と阪神・淡路大震災の前兆地震をパズルのように探したら・・あった
〜最近は、時間も多少出来たので、参考で地震の記事を書いてみたいとおもう。
− 列島での地震 2020年MAX 東日本 2/13 択捉島沖 M7.2 (2018年 9/6 胆振中東部 M6.7)
2019年MAX 東日本 6/18 山形沖 M6.7、西日本 7/28三重沖深発 M6.6
− 周辺での地震 2018-12-29(UTC) M7.0 60km Pondaguitan, Philippines
2018-12-20(UTC) M7.3 17km Nikol'skoye, Russia
−太平洋の北西部 2019-05-14(UTC) M7.6 10km Namatanai, Papua New Guinea
(5年間程度) 2018-09-28(UTC) M7.5 20km Palu, Indonesia
2017-07-17(UTC) M7.7 10km Nikol'skoye, Russia
2017-01-22(UTC) M7.9 135km Panguna, Papua New Guinea
2016-07-29(UTC) M7.7 196km Agrihan, Northern Mariana Islands
2015-05-30(UTC) M7.8 664km Chichi-shima, Japan
− 世界の大地震 2019-05-26(UTC) M8.0 123km Lagunas, Peru
2018-08-19(UTC) M8.2 600km Ndoi Island, Fiji
2017-09-08(UTC) M8.2 47km Tres Picos, Mexico
2019年世界の地震をみて北半球の深層地震がない平穏期と報告した。
その中、地震大国の日本は、大地震を除いた固有の地震が起きる特性もある。
2020/02/02 15:28 M4.5 181km 山梨県東部・富士五湖 35°31.0′N,138°53.3′E
そのなか、珍しい深発地震が富士山付近で起きた。2019年頃からの考察で、浅めの深発地震は後に地表の地震に波及すると見解を示した。
ただ、富士山付近の地震は規模も小さく、周辺で大きな地震が無ければ関東付近にM5.0程度の地震が今後に多少発生するのかもしれない。
フィリピンプレートは富士山付近で列島に結合してる。ただ、その過程?で関東の太平洋プレートは富士山周辺に沈みこみしている。日本列島は、国土地理院の観測してる地殻変動と同様に、東北の南北両側で太平洋プレートの沈み込みが激しい。Eqlistというフリーソフトで1885年からのM4以上の地震の列島分布図を、下記に掲載する。
今回の地震は、東日本南側で最も太平洋プレートが沈み込んでる所での地震発生といえる。だから、太平洋プレートの振動が列島に直接伝わって浅間山も活発だったのだろうか・・
追記 2/14
重なる深めの地震、数年間収まってた北半球で千島を中心とした一時的な地殻の動きか
2020-02-13 10:33(UTC) M6.9 143km Kuril'sk, Russia M7.0に変更−2/14のUSGS値
2020-02-12 10:37(UTC) M5.2 81km Namie, Japan
2020-02-11 19:14(UTC) M4.5 105km Yonezawa, Japan
択捉島沖の地震で、東北とその南北の東日本部位で歪バランスが変動し、半年以降に地震か?
北海道胆振東部の周辺は、早々に再発注意、
山形沖・秋田沖ら周辺は、半年後あたりに注意?
今のところは、元の地震をこえない下の規模と思う
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※以前から考察のまとめ−大きな地震の影響
地表〜150km前後の地震は、約3か月おきに注意。特に地震発生後9か月、1年後は特に注意
< 地震の深さ > < 大地震頻度 > < 周辺・地表に波及・影響 >
・地表、深さ50km程度 多い 1年半程度 (約20か月) 300km程度連鎖有り
・150km前後の深発地震 普通 2年半程度 (約30か月) 1年以降は他要因も
・400km前後の深発地震 少ない 5年程度?
(・若狭付近日本海にM7手前レベルの600km深発地震 10年後に紀伊半島沖でM7クラスの例有り )
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別に、本題はその富士山付近の地震でない。
前兆として、浅め150km前後の深発地震が起きない日本の地域がある。それが西日本であろうか。特に近畿・関西は、参考となる前兆地震が無いように思われる。
だが、地震は金属の疲労破壊に似て歪・応力?が加わって被害地震に波及すると考えれば、参考に成る周辺の力が起こす前兆地震は有るはずである。そこで、地表型地震(直下地震)の大阪北部地震と阪神・淡路大震災で、その前兆地震が無いかパズルを探すように見てみた。
したら、あった・・
2018年06月18日 大阪府北部で地震 - Mj6.1
2017/05/27 M5.1 17km 福井県沖 36°03.9′N,135°32.6′E
1995年01月17日 阪神・淡路大震災 - Mj7.3
1994/05/22 M4.9 13km 福井県沖 35°58.1′N,135°34.9′E
なんと若狭湾に浅いM5クラスの地震が起きている。更に近畿周辺には深発地震という前兆があった。若狭湾から伊勢湾にはしる断層もあるらしいから、本震が起きる前にその周辺で波及したものだろう。若狭湾中央の沖合に地震が起きるのも少ないから、前兆として見ることも可能だろう。
以下、Eqlistというフリーソフトで画像を出してみた。
フリーソフト「Eqlist」
http://www5b.biglobe.ne.jp/t-kamada/CBuilder/eqlist.htm
−大阪北部地震以前の1年半−
−阪神・淡路大震災以前の2年間− 過去2年間に鳥取地震があり除外
−大阪北部地震以前の約2年半− 追記 2/8
( 前兆が有効なのは、
数年以内に日本ブロックに大きな地震がおき、
世界的に地震が多いことが前提?であり、
その前兆のまえに、
深めの和歌山のような地震や、
深発地震があることなど複数の過程も必要か )
ま、このような事例があると、関西地区は注意が必要かも。。
黙って被害にあうより、1年以内に前兆が確認されれば心づもりもできる。地震の動きは数か月又は3カ月おきの連鎖も見られ、逆な視点で見れば半年前や1年後の余震も有るくらいである。
ただ、大騒ぎし過ぎるのも困るものだが・・テレビ界と知名度を上げたいえせ知識人は、そう言う機会でスポーツ新聞・週刊誌らを読んでこびた行動を起こす「程度の低さ」らしい・・
現実に、予測や地震期解明が成されずに専門家が観測技師レベルか評論家レベルに停滞するなか、このようなことは、時間さえあれば個人レベルで考察もできる。大地震を起こすエネルギーを考えれば、それ相応な多々の現象が起きても不思議でないから・・一年もあれば、観測も容易だろう。
他にも前兆地震があるだろうが、そのうちに再考してみるが・・
なお、これは個人的解釈なので、各人で判断してください。
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・Eqlistというフリーソフトで出力した 1885年から現在までのM4以上の列島地震分布図